書籍CDカスタマーレビュー
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ヘンリーおじさんから、みなさんへ
  1. 「もっと多くの人に!」CDに込められた思い
  2. これからのヘンリーおじさん

2.これからのヘンリーおじさん

ある人に「ヘンリーおじさんは、子どもの心を失っていない」と言われたことがあります。確かに思い当たりますね。感動しやすいところ、純情なところ、それから、ちょっぴり反抗的なところ……(笑)たぶん私は、そういう目で世の中を見ていると思います。それが、子どもの視点に立った歌を作れる秘訣なんでしょうね。

昔、シンガーソングライター時代に「売れる歌を作らなければ!」と思っていたときは、まったく曲が書けなかったんです。
でも、「やさしい英語のうた」は、売れる目的とは全然違うので、あっという間にできた曲が多いんですよ。『What Color Do You Like?』とか『Do You Have a Pet?』とかは、自然とわいてきました。

これもシンガーソングライター時代、ある人に「歌を書く人はみんな、自分のスタイルを作ろうと思っている。でも、あなたにはもう、あなたのスタイルができている。それが一番」と言われました。子どものような純粋な気持ちを、シンプルなメロディーにのせて歌う、それが私のスタイルなのでしょうね。

今後は、もちろん「やさしい英語のうたCD3」も作りたいと思っていますよ。

CD1とCD2は、それぞれが違う要素を持ってましたので、3枚目は、その中間ともいえる内容にしたいと思います。つまり、オリジナルの楽しい歌もあり、印象に残る歌なども作ってみたいですね。

CD2に入らなかった曲で『This is My Family』の続編、『This is My Hometown』っていうのがあるんです。近くの郵便局、いつも買物    をする本屋さん、お気に入りの靴屋さん……自分の住む町を歌っています。こんな歌も紹介したいですね。

昔からシンガーソングライターと呼ばれる人たちには、一種のお決まりがありました。それは、子守唄とクリスマスソングをレパートリーに入れることです。幸いに、私はCD2で子守唄を録音できましたので、CD3では、どうしてもクリスマスに関係ある歌を入れたいと考えております。といっても、普通の「Merry Christmas」ではない、ヘンリーおじさんらしい歌にしなくては!と考えていますよ。

録音は2008年の10月を目標に準備をしておりますが、どうでしょうか…。New Yorkの冬は寒いですし、曲を作るにはまとまった時間が必要ですので、ひょっとしたら2009年にずれ込んでしまうかもしれません。録音が始まったら、皆さんには誰よりも早くお知らせをいたしましょう。

子ども用だからといって、手抜きは許されません。子ども用だからこそ、本物でなければならないのです。
彼らは怖いですよ。大人の社会のように、お付き合い上の遠慮なんかありません。好きか、嫌いか、何事にもハッキリしているのが子どもたちです。

彼らの期待に応えるため、これからもヘンリーおじさんは、子どもの視点に立った歌をせっせと書き、歌い続けていきたいと思っています。
どうか、応援してください!

 

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