私は、子ども英語に関係する仕事を6年間やってまいりました。その関係で、大勢の方から子どもに英語を教えるためのお勧め教材は?と、よく訊かれます。
子ども用の歌なら、もちろんヘンリーおじさんの「やさしい英語のうた」のCDが世界一なのは、自信を持っていえますが、その他となると、対象があまりにも多くて、簡単ではありません。
子どもに英語を教える場合、二つの大事な要素がからんできます。
- 英語を「音」として聞かせる
- 英語を実際に使っての練習を繰り返す
今回、いずみ書房さんから「セサミえいごワールド」のセットをお借りして、自分なりに、あれこれとテストをやってみましたが、使える教材がいっぱいあるように思えます。
リピートカード:このシステムそのものは、だいぶ前からありますが、最近になってデジタル化され、大変音声がクリアになり、操作性も格段に良くなっていますので、小さいお子さんには効果的だと思います。特別の機械にカードを使って、アルファベットと単語、フォニックスまで親子でも、お子さんが一人でも遊び感覚で覚えることができます。
個人差はありますが、およそ3才以上になると、同じ機械とカードを使っての会話のやりとりの練習もできます。単語や表現を、自分で言ってみたり、聞き直したり、会話のやりとりができるのです。特に、機械好きなお子さんには、喜ばれるでしょうね。
でも、飽きっぽいお子さんですから、あまり長時間、無理にやらせることはお勧めしませんが、上手に使いこなせば効果的なツールになることは間違いありません。
ビデオ/DVD:私の二人の息子は(アメリカで育つ子ども達の大半も)、Sesame Streetのテレビ番組を観て育ちました。
私も、若いパパとして、一緒にお風呂の中で、Rubber Duckie を歌ったのを覚えています。セサミえいごワールドにはSesame Street のキャラクターが出てきます。
そして、DVDやビデオの中で生きた会話を披露してくれます。ちょっとした挨拶から、
日常に使う英語表現を音だけではなく、画像で見て、聴いて、お子さんは凄い吸収力で
自分のものにしてしまうことでしょう。
ソングCD:Sing for Fun のタイトルのCDですが、ビデオ/DVDから抜粋された48曲の歌が収録されていますので、画像を想像しながら歌を聴くのは楽しいでしょうね。
(ヘンリーおじさんの歌も、いずれは、同じように画像付にしたいと願っております。)
歌は、ビデオ/DVDに出演している人たちが歌っています。大人には、聞き取りにくいものもあるかも知れませんが、子どもたちは平気に覚えてくれるから不思議ですね!
ひと通り、歌を聴いて、やはり「ヘンリーおじさんのやさしい英語のうた」は、最高だな〜と、再認識しました。なぜなら、ヘンリーおじさんの歌は、みんな子どもたちが歌っているからです。それも、中心は3歳から8歳ぐらいの子どもたちです。意味は分からなくても、子どもたちは「仲間」を聞き分ける本能があるみたいですからね。
ピクチャーデイクショナリー(Picture Dictionary): お子さんの周囲には、ママとパパ、その他の家族メンバー、ペット、住んでいる家、庭があれば庭、おもちゃ、etc. etc.
日増しに世界は広がって行くのですね。それらを、上記のリピートカードと同様に使って単語と英語表現を覚えることができます。発音が心配になったらネイティブが録音したCDで確認ができます。
同時に、私は、Picture Dictionary は、お子さんにとっては大事な本になると思います。
絵本でもあり、絵辞典として、簡単な会話を楽しむことができる「会話本」としても、使えるのです。
アクテイビテイブック「テインゴでビンゴ!」:TINGOと一緒に英語の単語やフレーズを覚えるツールです。「おしゃべりチェックペン」という特殊のペンを使ってアクテイビテイブックの正解の箇所を押すと、Tingoの声で「Bingo!正解!」あるいは「Yes! That’s right! 」(そう、あってるよ!)などの声が流れます。間違っていたら、「Oops! 残念」
または、「No! Try again! 」と、教えてくれて、お子さんの先生役をやってくれるので、ママやパパは楽ですね。
Activity Book は、レベル別で用意されているので、やさしいものから上級へと自然と進めることができるので便利です。動物の名前から、体と顔、食事の時間、果物と野菜、おやつ、色のお勉強、好きなスポーツのお話(以上がレベル1)英語の挨拶、Please と Thank you! の使い方、How many do you want? 、I’m hungry, I’m thirsty、I like pizza、お天気の話、何をしたいの?、静かにしてね、競争しよう、どこに行くの?、それに朝と夜の挨拶(以上がレベル2)、上に下に、押す、引く、大きい、小さい、低い、高い、熱いと冷たい、早い、もっと早い、いちばん早い、帽子をかぶって、いくつ?、数の勉強。。。などなど、アルファベットを覚えるためのゲームなども豊富にあります(レベル3)。
フォニックスかきかたボード:単語を音を中心として覚えたら、アルファベットの文字に慣れるためと、読み書きのための練習ボードです。
小さいお子さんは、おしゃべり英語から英語に入り、遊びながら単語と簡単な英語フレーズに慣れる。それから、少しずつ読み書き英語の世界に移って行くのが理想的だと思います。
日本の学校は、すぐに読み書きと英文法のルールを教えようとするから無理があるのですね。楽しいはずの英語も嫌いになってしまうのは、本当に惜しいことだと思います。
総評
日本の幼稚園と小学校が最初から、セサミえいごワールドを採用していたら、日本の英語教育は完全に違っていたと思います。高校までの6年間、大学まで進学したら、
10年も英語をやって、I don’t speak English. としか言えない変な英語教育は、存在しないでしょう。
学校が一夜にして変るとは思えませんが、スマートなママとパパが、自宅で始めてもいいのではないでしょうか。
お子さんが6歳以下なら、まだ間に合います。
ただし、今回ご紹介させていただいて全セットを買うと29万円もかかります。安い買い物ではありません。お子さんの将来を決める皆さんにかかる問題ですので、慎重にご夫婦で話し合ってからお決めください。





コメント (2)
ヘンリーおじさんこんにちは。
初めてこちらを利用させていただきます。
今4ヶ月の赤ちゃんがいます。英語の力をつけさせたいと思い、ヘンリーおじさんのCDを2枚購入して、毎日楽しく聴いています。
この他に、教材を、探していまして、このセサミの教材にたどり着きました。
私は英語教育には素人ですが、私なりに色々な教材と比較して、「力がつきそうだな。」「使い方が分かりやすくて、私も簡単にやっていけそうだな。」と思いました。そして、私がセサミが好きなこともあります。
ここで、購入にあたり不安な気持ちがあり、相談させていただけないでしょうか。
(不安1)
アドバイザーさんは、親がセサミが好きなら、子供は必ず興味を持ちます。といいますが、子供の興味が続いていくか。
途中で飽きて「ぽいっ」とならないか。
が心配です。
全部一気に教材がくると、興味を示さなかったらどうするのだろうと。
(不安2)
この教材でアウトプットはできると思いますか?
例えば、DWEの教材さんは、イベントや電話で実際に子供が英語を使って話す機会でアウトプットができるようですね。
セサミの場合は、リーピートカードやフォニックス書き方ボードなどがアウトプットにあたるでしょうか・・・。
他の方が、英語の絵本の読み聞かせが良い。と言っているのを聞きましたが、私は英語が苦手で・・・。
以上になりますが、ご意見をお聞かせ願えればとて幸せです。
よろしくおねがいいたします。
Posted by: ほんちゃん | 2010年01月14日 16:47
日時: : 2010年01月14日 16:47
はじめまして。ヘンリーおじさんがお勧めしているくらいなので、セサミはやっぱり良い教材なのでしょうね!リピートカードは私も「子どもが喜びそう」だと感じていました。他にもお勧めがあればぜひ紹介してください。
Posted by: SAI | 2010年03月14日 20:18
日時: : 2010年03月14日 20:18