お話をうかがって、以前聞いたことのある、こんな言葉を思い出しました。
「子どもから大人に成長するということは、木が年輪を重ねて大きくなるのに似ている。
年輪の中心がいつまでも変わらないように、人間の中心となる部分には、いつまでも、子どもの頃の自分がいるものだ」
曲に関するエピソード、歌っている子どもたちのこと、またご自身の子ども時代のこと……生き生きとお話してくださったヘンリーおじさんの心の中には、今でも確かに「ヘンリー坊や」がいるのだなあと感じました。
その反面、すべての子どもたちが楽しく英語を学べることをめざし、ご自身も楽しみながら活動を続けている姿は、理想を実現させる力を持った大人そのものです。
「子どもの心」と「大人の理想」、この両方を持つヘンリーおじさんだからこそ、子どもたちが夢中になって、しかも学習として役立つ英語の歌を作り出すことができたのではないでしょうか。
人の心を動かすものには、それだけの思いやエネルギーが込められているのだなあと実感し、「やさしい英語のうた」の秘密が、少しだけわかったような気がしました。
CD3の完成が、今から待ち遠しいですね!
(インタビュー:黒澤チハル)
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