アメリカと日本の両方で生活をしていて気がついたことで、銀行のATMがあります。まず、日本のATMは操作や用語が複雑過ぎて、途中で分からなくなってしまうことがあります。

もちろん、これはある程度は理解ができます。日本語では、漢字、ひらがな、カタカナ、そしてアルファベットと4種類の文字を認識する必要があります。アメリカでは当然アルファベットだけですからね。

それと、日本では預金通帳という便利なものがありますが、アメリカではもう何年も前にほとんどの銀行では通帳制度を廃止してしまいました。コストがかかり過ぎるのがメインの理由ですが。

実は、銀行のATMの操作よりも、もっと複雑で困ってしまうのに、インターネットでの注文があります。私もアマゾン、楽天など、けっこう使わせていただいていますが、操作が複雑で途中からやり直すはめに何回もあいました。

だいたいに氏名の書き込みで混乱することがいちばん多いように思います。特に私の名前は「カタカナ」ですので、氏名とカナ読みの両方がカタカナになってしまいます。それが気に食わないサイトがあるのですね!

さらに、クレジットカードの情報を打ち込む際に問題が多くなります。カードの使用者名はローマ字が多いので、今度はローマ字とカタカナの戦いが始まってしまうのです。私の使っているJ◯◯カードは、取引をしたくない!と叫んでいるように感じてしまうことが何回もあります。


また、家電製品やパソコン、携帯電話などの取り扱い説明書が分かりにくいということも有名です。製品を作っている会社の人間が書く説明は、本人は分かっているから他人には(特に素人には)難し過ぎるのです。

私はアメリカンエキスプレスの広報部長をやっていた時に、アメリカ人の上司にアドバイスを受けたことを、今でも忘れません。

仕事柄、日本にやって来る本社の幹部(社長とか、中には会長の場合もありました)の為に色々な書類を準備する機会が多かったのですが、その報告書に出て来る数字に、その時の換算レートでおよそのドル建ての金額も添えておくことを忘れないようにしました。例えば今頃の換算レートでなら、10億円と書けば、1,200万ドルと明記すればいい訳です。

「相手が会長だと思わないで、このレポートを読む人は小学5年生だと思え!」

これが、その時の上司のアドバイスでした。なるほど、5年生と言えば10歳ぐらいでしょうか。10歳の子どもでも読んで理解できる説明書なら、お年寄りにでも分かりやすいことになります。

大手メーカーの人たちにも聞いていただきたいアドバイスですね!